ハレルヤ☆エッサイムの歌詞からヒップホップを感じる

アニメ「ガヴリールドロップアウト」のED曲、

ハレルヤ☆エッサイム」を、ここのところ毎日聴いている。曲自体も好きなのだけれど、1番気に入っているのは歌詞である。

 

この曲の歌詞は、ヒップホップの一要素である「自己肯定感」とリンクするところがあるように思う。

特にCメロのこの部分、

 

駄目な私も 駄目なあなたも 好きになれたら

 

どんなときも 私は私だし あなたはあなたでいい

 

ヒップホップにおける自己肯定感そのものではないか。

 

自己の長所、短所を認めて、ありのままの自分を愛し、短所を強さに変えていけるのがヒップホップという文化の特徴である。

 

自分が自分であることを誇る

(ラストエンペラー / K Dub Shine)

 

ただの善人にゃなりたくもねぇ
今の自分をどんだけ好けるか

バグっちまった人生 ひん曲がった根性

(Think Good / OMSB)

 

日本のヒップホップ黎明期から歌われ続けている、「弱い自分を受け入れる」「ありのままの自分を誇る」というメッセージを、ハレルヤ☆エッサイムは、ヒップホップとは真逆に位置するであろうアニメ文化に持ち込んでいる。

 

また、自己肯定感の話からはそれるが、

サビ部分の、

 

好きなことだけして 生きていくと決めたの

 

この、好きなことだけをやる、というのは、ラッパー・KOHHの主張するそれではないだろうか。

 

やりたいことやるだけ 友達とかみんなで
人生が終わるまで やりたいことやるだけ

(やるだけ / KOHH feat.Dutch Montana)

 

歌詞についてはおそらく偶然に過ぎないだろうが、駄目な天使と駄目な悪魔たちの生き方は、間違いなくヒップホップだなぁ、と思いながらガヴリールドロップアウトのコミックスを読んでいた。