このディレイの発振が強い2017

 

この記事はCSL Advent Calendar 2017に参加しています。

CSL Advent Calendar 2017 - Adventar

 

 

・ディレイとは

ディレイとはDTMにおけるエフェクトの一つであり、「音を発振」させることを目的としています。発振とは、出力した音を入力へ戻すことでループさせ、非常にエキセントリックなノイズを生み出す現象のことを指します。

 

・図解

 

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また、ディレイの応用的な使い方として、音を遅らせて出力することで「山びこ」のような残響を作ることもできますが、そんなニッチで意味の分からないことは誰もやっていないので気にしなくてよいでしょう。

 

 

 

 

・このディレイの発振が強い2017

私が普段使っているディレイプラグインを紹介しましょう。どれも力強いノイズを生み出してくれる私のお気に入りです。

 

 

・TAL-DUBⅡ

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TALよりリリースされているフリーのディレイ。

Feedbackの摘みを回し切ると発振します。

注目してほしいのは中央の「Drive」つまみ。右に回すほど音が歪(ゆが)みます。これ一つあれば恐いものはないですね。

LRが独立しており、左右の発音タイミングをずらしてピンポンディレイ的に使えるのもポイント。ピンポンディレイって何でしょうね。

 

 

 

・BIONIC SUPA DELAY

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INTERRUPTORよりリリースされているフリーのディレイ。

ジャマイカ感が溢れるインターフェイスから察せられる通り、ダブ・レゲエ用のディレイとして開発されたもの。

FEEDBACKを上に上げ切ると発振します。

ディレイ音をピッチシフトさせることもでき、サイケな音作りが可能。

また、「GROOVE」なるつまみが存在しており、ディレイ音のグルーブが設定できます。一番右側まで動かすとダブ・レゲエではおなじみの付点8分ディレイが鳴らせます。

(32bitプラグインのため、今の私の環境では動きません。さようなら…。)

 ・参考動画

www.youtube.com

 

 

・Replika

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天下のNative Instruments社が送り出したディレイ。主戦力ディレイ。

モダン・ヴィンテージ・デフュージョンの3モードがあります。

Feedbackを100%以上にすると発振します(最大120%)。

アナログディレイはディレイ中にディレイタイムをグリグリするとピッチが変わりますが、これのモダンモードはデジタルディレイなのでピッチが変わりません。清潔感のある発振を得たいときに便利。ディレイのくせにフェイザーも付いていて便利。

 

フュージョンではディレイと粒の粗いリバーブの中間のような音が鳴り、綺羅びやかな空間を演出できます。大体これのために使う。

 

・参考音源

soundcloud.com

 

 

 

 

・ECHOES

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Nomad Factory社のアナログ・ディレイ。嫁ディレイ。

ハードウェアのディレイを色々エミュレートしているらしいですね。(すごい)

REPEATSノブを100%にすると発振します。分かりやすいですね。

「vintage」スイッチをONにすると露骨に音が汚れてシャカシャカした感じになります。

 

いい感じに高域と低域が削れるので強めにかけても(普通に使えば)原音の邪魔になりません。

EHX-DMモードではピッチにモジュレーションがかかり、ボーカルなどのよく伸びる音に掛けるとコーラスエフェクト的な厚みと透明感が出て好きです。

 

・参考音源

soundcloud.com

 

 

 

おわり

来年はSoundToysのEchoBoyとか狙っていきたいですね。